演題募集

1. 演題登録期間

2023年5月22日~6月30日 7月10日

演題応募は締め切りました。

2. 発表形式

口演またはポスター

3. カテゴリー

スポンサードシンポジウム1
高齢者(80歳以上)に膵癌術前治療を行うときの工夫  
公募・一部指定

高齢化に伴い、高齢者膵癌症例が増加してきている。Prep-02/JSAP05試験において膵癌に対する術前治療の有効性が示された。しかしPrep-02/JSAP05試験では80歳以上の高齢者膵癌は含まれておらず、術前化学療法の適応や有効性について明確なエビデンスがない。本セッションでは、各施設での高齢者膵癌に対する治療方針、術前治療を行う場合には治療内容や術前治療を完遂するための工夫などについてご発表いただき、今後の高齢者膵癌に対する治療指針の構築に向けて議論したい。

本セッションは事前に共催企業によるスライドレビューがあります。

スポンサードシンポジウム2
周術期における胆道マネージメント  
指定演題

膵癌は周術期に閉塞性黄疸や術後胆管炎など、様々な胆道合併症を引き起こす。このため膵癌診療においては、術前の内視鏡による減黄処置から術後の胆管炎治療や胆管狭窄にいたるまで、周術期の胆道マネージメントが不可欠となる。胆道合併症は早急な治療介入が必要になることも多く、膵癌診療においては内科と外科との綿密な連携が欠かせない。また、近年の膵癌の治療成績の向上によって術後長期生存する患者も増加してきており、より長期的な胆道トラブルへの対処および予防法の確立が求められている。本セッションでは、膵癌診療における内視鏡治療や手術での胆道再建方法など、多岐にわたる分野での周術期胆道マネージメントの工夫や今後の課題についてご発表頂く。

スポンサードシンポジウム3
CY陽性膵癌における至適治療戦略  
公募・一部指定

膵癌診療ガイドライン2022年版で新たに、腹腔洗浄細胞診(CY)陽性膵癌に対する外科的切除は行わないことが推奨されることとなった。CY陽性の切除例では腹膜転移再発が有意に高く、CY陰性例と比較しても切除後の予後は有意に不良であるとの結果が出ている。しかしながら、CY陽性膵癌に対するこれまでの研究は十分とは言えない。切除可能性分類ごとにもCY陽性の意味合いは異なってくると考えられるが、至適治療が定まっていないのが現状である。本セッションでは、各施設からCY陽性膵癌の治療におけるエビデンスの確立を目指した取り組みをご紹介頂き、CY陽性膵癌に対する治療戦略の現状と今後の展望について討論したい。

本セッションは事前に共催企業によるスライドレビューがあります。

スポンサードシンポジウム4
膵癌の集学的治療について  
指定演題

JASPAC 01試験およびPrep-02/JSAP05試験の結果を受け膵癌治療はいままさに集学的治療の時代をむかえた。本セッションでは、周術期の化学療法に焦点をしぼり、この分野のエキスパートの先生方にご発表いただく。

要望演題1
BR膵癌を再考する  
公募

現在の膵癌の切除可能性分類は技術的な切除困難度を基に分類されている。その中でも、Borderline resectable(BR)膵癌は手術先行による外科的切除を行っても高率に再発を来す予後不良な疾患群であるが、生存期間延長のための適切な術前治療についていくつかの臨床試験が行われている。また、anatomicalなresectable(R)膵癌のうち、CA19-9高値やリンパ節転移陽性例などは、いわゆる「biological」BR膵癌としての分類も提唱されており、一律に術前GS療法で予後延長が可能かどうかは議論しなければならない。本セッションでは、anatomical、biological、また年齢なども含めたconditionalな観点から、biological BRも含めたBR膵癌の至適治療戦略について再考し、議論をしていただきたい。

要望演題2
conversion surgery に向けた最適な治療戦略は?
~内科的立場から・外科的立場から~(U-40 セッション)  
公募

膵癌において化学療法の進歩によりconversion surgeryに至る症例も散見されるようになった。しかし、至適なレジメン、治療期間、conversion surgeryの適応基準などについては議論の余地がある。また治療中には、閉塞性黄疸やgastric outlet obstruction (GOO)などへのトラブルにも対処が必要となる。本セッションでは、conversion surgery症例に対する集学的治療について、レジメンのみならずconversion surgeryを見据えた胆道ドレナージやGOOに対する治療戦略など幅広い領域にわたって議論したい。

本セッションは、40歳未満の先生方を対象としたU-40セッションです。優秀賞1名を選出し表彰いたします。

一般演題(ポスター)  公募

希少な治療奏効例、希有な治療戦略の症例、治療難渋症例、稀な合併症、再発治療経験など、症例報告を含めて、膵癌術前治療に関連した演題を幅広く募集します。

4. 演題受付方法

本総会への演題の応募はすべてUMIN演題登録システムを利用したオンライン登録にて受付いたします。演題登録後、入力していただいた電子メールアドレス宛に受領通知を配信いたします。受領通知メールを受信し、初めて登録完了となります。
以下の注意事項を十分にお読みいただいた上で、演題登録画面にお進みください。

~注意事項~(UMINでのオンライン登録について)

①オンライン登録及び修正には、暗号通信を使用いたします。
暗号通信の使用により、第三者が登録者のパスワードを解読・悪用し、演題・抄録を無断削除したり、改竄したりすることを防ぐことが出来ます。
暗号通信の使用に際する準備は不要です。暗号通信での入力をお選びいただくことで、 UMIN のサーバ上に管理が移り、登録及び修正作業が終了するまで暗号化が継続されます。

②UMINオンライン演題登録システムでは、【Firefox】【Google Chrome】【Microsoft Edge】【Safari】以外のブラウザで演題登録はできません。
それ以外のブラウザでは、ご利用にならないよう、お願いいたします。
各ブラウザは、最新バージョンの使用を前提としております。

③パソコン環境に依存する文字(例:①)は文字化けの原因となりますので、使用しないでください。その他、登録画面の注意事項等をお守りください。

④演題登録の終了後、演題登録番号が自動的に割り当てられます。同時に、登録者本人に任意のパスワードをお決めいただきます。演題登録番号とパスワードを用いることによって、 登録事項を締切日まで何度でも変更していただくことが可能となります。
※パスワードはご自身で管理をお願いいたします。
※セキュリティの関係上、登録番号やパスワードを忘れた場合のお問い合わせには応じかねますのでご注意ください。

⑤演題を登録・修正・削除されますと、自動的に登録されたE-mail宛に、内容が自動送信されます。必ず入力した内容をご確認ください。この登録内容の確認をもって受領通知となります。なお、登録作業後1日が経っても受領通知メールが届かない場合は、登録が完了していない場合があります。確認修正画面で、登録メールアドレスを確認後、誤りがなければ、速やかに運営事務局までメールにてお問い合わせください。
演題登録システムのご利用において、Gmailアドレス宛に確認メールが届かない現象が発生しております。Gmailのアドレスはご利用になれませんので、Gmail以外のメールアドレスをご利用ください。

⑥プログラム・抄録集への掲載にあたりましては、ご登録いただきました内容が反映されます。演題登録期間終了後の変更・修正はお受け出来ませんのでご了承ください。

⑦ご登録いただいた個人情報は、登録された演題若しくはご発表に関するご連絡以外の目的で使用いたしません。また、個人情報は必要なセキュリティ対策を講じ、厳重に管理いたします。

5. 利益相反の開示について

筆頭著者自身における発表内容に関連する企業や営利を目的とする団体に関わる利益相反(COI)状態の申告が必要です。

タイトルスライドの次のスライドに開示してください。

※ よくあるご質問

Q:COI 状態「あり」とは

A:発表する研究等に直接資金等の提供を受けているものは「あり」として、開示してください。また、それ以外の場合で、発表内容が特定の企業等の影響を受けていると疑われる可能性がある場合にも、COI状態を開示してください。これにより、透明性を高めた発表としてください。

6. 入力規定

①演題名:最大で全角60文字

②抄録本文:最大で全角800文字

③総文字数(著者名・所属・演題名・抄録本文の合計):最大で1,200文字
※文字数は、項目間にスペースが含まれるものとして計算しております。スペースの計算方法は以下の通りです。
(日本語の場合は、所属機関名や著者の項目間に、それぞれ全角1文字分のスペースがあるものとして計算しております。)

 例)
1.所属機関名:東京大学(全角 4 文字)
2.所属機関名:東京大学医学部附属病院(全角 11 文字) ⇒合計:4 + 11 + 1 = 全角 16 文字
(姓)(スペース)(名)の形式
著者 1:東大 太郎(全角 5 文字)  著者 2:勇民 次郎(全角 5 文字) ⇒合計:5 + 5 + 1 = 全角 11 文字
※尚、最後の項目の後にはスペースはないものとして計算いたします。

④登録可能な最大著者数(筆頭著者+共著者) → 20名まで

⑤登録可能な最大所属機関数 → 10施設まで

⑥図表、写真はご投稿いただけません。

7. 演題の採否について

応募演題の採否および発表形式に関しましては、主催事務局に一任とさせていただき、結果をE-mailにてご連絡いたします。
応募された全演題の著作権は、膵癌術前治療研究会に帰属いたします。
ご発表いただくプログラムの時間帯に関しましては、8月中旬以降よりホームページ上に掲載させていただく予定ですので、ご確認ください。

8. お問い合わせ

演題登録に関しましてご不明な点などございましたら、主催事務局までご連絡ください。

【主催事務局】
富山大学 学術研究部医学系 消化器・腫瘍・総合外科
〒930-0194 富山市杉谷 2630
TEL:076-434-7331  FAX:076-434-5043
E-mail: prep2023@med.u-toyama.ac.jp